堺市堺区昭和通の小児科、内科なら、いづみ医院。お子さまから、ご高齢の方まで、気になることがあればなんでもお伺いいたします。

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小児科(対応できる症状)

私どもは、病気と戦う患者さまとご家族皆さまに対し、できる限りのお手伝いをさせていただきたいと考えて日々努力いたしております。また当施設では「病気の予防」が大切な治療方法であると認識し、予防接種・日々の健康相談・育児相談をお受けいたしております。近年、核家族の増加と共に生きた参考書でもある先輩諸氏からのアドバイスが得にくい環境になっております。どうぞお気軽にスタッフへお声をおかけください。

発疹が出た

発疹が出現したタイミング(例えば発熱との関係、発熱と共に出現とか、解熱時に出現など)、外観(水イボ、赤いプチプチなど)、かゆみの有無、出現した場所(顔、頭部、背中やお腹、お尻など)を教えてください。それだけで病気の確定診断を行うことも可能な場合があります。できれば携帯電話のカメラで撮影して持参いただくと助かります。発疹を伴う主な疾患では、水痘、はしか、風疹、突発性発疹、じんましん、汗疹(あせも)が挙げられます。とにかく悩んだ時には小児科の医師までお連れください。

急に高熱が出た

吐いたり、下痢はしていませんか?乳児期では便秘に伴う発熱は頻繁に認められます。排便が無い場合にはまず浣腸を行ってください。幼児期以降では、急性の感染症が主な原因になります。発熱時には発疹の有無や外観を観察して医師に伝えてください。熱性けいれん(=ひきつけ)の既往があるお子さまは早めに解熱用の坐薬を使用してもかまいません。一般に乳幼児期の発熱とは38℃以上を意味します。しかし、平熱が37℃を超えていたり、35℃台のお子さまもいらっしゃいますので、日頃からお子さまの平熱を知っておかれることが大切です。

お腹が痛い

乳児:激しく泣く場合には嘔吐や血便の有無を確認してください。腸重積症の可能性がありますので、気になる時は小児科へ。
幼児・学童期:急に痛みを訴え始めたのか、時々痛むのかを確認してください。また、発熱の有無も病気を診断していく過程で重要な要素になります。この時期では肺炎やヘルパンギーナのような上気道感染症でも強い腹痛を訴えることがあります。鼻水や咳の有無も確認してください。また腹痛があっても、平気で右足でのケンケンができる場合には急性虫垂炎の可能性は低くなります。

せきが激しい

まず発熱の有無を確認してください。次に痰が絡んでいるかを確認してください。乳幼児では年齢別に病気の特徴があります。
6カ月以内の乳児:三種混合ワクチンを接種する以前では百日咳の激しい咳発作の可能性があります。
幼児・就学児:急性上気道炎(感冒)や肺炎の可能性が高くなります。
発熱の後に痰のからまない乾いた咳が就眠時や覚醒時にのみ激しく出ることがあります。食欲があって元気な場合には様子を見てあげてください。日々のうがいの習慣は上気道感染を予防する上で有効ですから敢行するようにご指導ください。

けいれんがおきた

発熱を伴っていますか?発熱を伴っている場合には、まず『熱性けいれん』が疑われます。初めて熱性けいれん(ひきつけ)を見た場合には気も動転すると思います。しかし、吐物が喉に詰まったりしないかぎりは死に至ることはありません。横に寝させて、胸元を楽にしてあげてください。また、口のなかにスプーンや指を突っ込んだりしないでください。5分以上けいれんが続く場合には救急車を呼んで近くの病院へ搬送してください。発熱を伴わないてんかんの発作としてけいれんが起きた場合にはすみやかに近くの病院へ搬送してください。

鼻がつまる

乳児期早期(3カ月くらいまで)の赤ちゃんは、うまく口で呼吸ができません。鼻がつまると非常に苦しそうな呼吸をしますし、授乳時間が長くなります。夜も寝苦しそうに頻繁に泣きます。鼻水を吸ってあげて、ひどい場合には小児科を受診してください。就学前では鼻の奥にあるアデノイドのお子さまが、風邪をひくと非常にいびきが大きくなったり、就眠時に苦しそうな呼吸をすることがあります。精査が必要な場合には耳鼻科を紹介いたします。

頭髪や爪が気になる

頭髪や爪の異常の原因としては寝具や靴などによることがあります。新生児の後頭部脱毛や爪の血豆などは様子を見ていても大丈夫です。しかし、明らかに痛みがあったり、化膿して腫れている場合には医師に相談してください。また、ちゃんと髪の毛を洗っているのに耳の後ろや後頭部に白いフケのような物が毎日付着しているときには『頭シラミ』の可能性があります。肉眼でもよく見ると、シラミの成虫を確認することができます。早めに医師にご相談ください。

便がゆるい、下痢をしている

乳幼児では1日に3回以上排便する子は珍しくありません。特に生後1~2カ月の母乳を飲んでいる赤ちゃんの便は柔らかくて、回数も多くなります。また、乳幼児は食べ物や水分の取り方でも下痢になることがあります。機嫌が良く、食欲もあるのなら心配はいりません。ただ全身の病気の一症状として下痢をすることもあるので、鼻水や咳、発熱などの症状にも注意してください。発熱や腹痛があって、血便が出たりした場合には食中毒が疑われますのですぐに医師を受診してください。下痢がひどい場合には脱水になることもあるので注意してあげてください。

目の様子が変なとき

赤ちゃんは目やにが出やすいのですが、涙が異常に多かったり、他に気になることがあればご相談ください。視力は6歳くらいまでに完成しますが、近視・遠視・乱視・弱視などは早期発見にて治療作用が上がることもありますので早めに医師にご相談ください。目やにと共に痛みを訴える時には、結膜炎・麦粒腫・角膜炎の可能性があります。また、目が充血したり、目やにが出ても、はしかや川崎病などの全身疾患である場合があります。発熱、関節の痛みや他に症状はないかなど注意して見てあげてください。

食欲がない

乳幼児が夏場に食欲が突然無くなった場合には、①機嫌は良いか、②発熱していないか、③よだれが増えていないかについて確認してください。機嫌が良い場合には慌てずに水分を十分与えて様子を見てください。発熱(38℃以上)を伴っている場合やよだれが増えている場合には、『ヘルパンギーナ』という夏風邪で喉の奥に水疱ができて非常に痛いために食欲が無い可能性があります。近くの医療機関へ連れて行ってください。また、幼児では食事の前に水分を多く与えてしまうと食欲が低下しやすいことも覚えておいてください。